こんにちは。森田内科クリニック院長の森田義宏です。
夏に多い病気と言えば、熱中症や食中毒など挙げられますが、脳梗塞も夏に多い病気の代表格です。
脳梗塞は寒い時期に発症するイメージがありますが、以外にも夏に発症するのが一番多いのです。
それは、暑いときに汗をかくと、体内の水分が失われ、脱水→血液ドロドロ→血管が詰まると、なるためです。
脳梗塞の予防は、①こまめに水分を取る ②高温多湿の場所は避ける です。
また、暑い夜においしいビール!も注意が必要です。アルコールを大量に摂取しますと、寝ている間に脱水状態となり、脳梗塞をおこしやすくなります。
脳梗塞に限らず、脳卒中は治療が早ければ早いほど、後遺症を少なくできます。そのためには、一刻も早く専門の病院で治療を受けることができるかどうかが重要です。
脳梗塞の症状は、
① 呂律がまわらない。
② 体半分の手足に力が入らない。
③ 物が二重に見える。
④ 激しいめまいや嘔吐。 などです。
このような症状が出たときは、躊躇せず救急車を呼んで、病院に搬送してもらいましょう。
夏場は、こまめな水分摂取に心掛けましょう!!