こんにちは。森田内科クリニック看護師の荘司です。
当院では、クリニックオリジナルのパンフレットをもとにしたクイズを院内に掲示しています。
糖尿病の検査結果を待っている間、患者さんたちは「うーん」と言いながら、クイズに挑戦しています。
その光景を見ると、クイズを作った私たちスタッフは嬉しくなります。
クイズはパンフレットをもとに作っているので、患者さんたちも「答えはこれでしょ!」とか「この前説明してくれたやつだね。」と、お話した内容を覚えてくださっている様子です。
さらに嬉しい気持ちになります。
そこで、このブログを見てくださっているみなさんにも、院内で提示した糖尿病クイズをお出しします!!
第1問:糖尿病の合併症になりにくいHbA1c(ヘモグロビン・エイ・ワンシー)の値はいくつでしょうか?
第2問:調理法「蒸す」と「茹でる」では、どちらのほうがカロリーが低くできるでしょうか?
みなさん、わかりましたか?
糖尿病についてあまり情報を得る機会が少ない方もいらっしゃると思いますが、「へぇ、なるほど」と思っていただけたら、このブログを書いた甲斐があります(#^^#)
では、答えです。
第1問の答え:HbA1c6%台(国際基準)
→HbA1cとは、過去1~2か月の平均的な血糖値を示すもので、血糖コントロールの状態を知る指標として用います。この値が6%台でコントロールができていると、糖尿病の合併症を起こしにくいとされています。そのため、6%台でコントロールできるように、院長・スタッフみんなでサポートしていきます!!
第2問の答え:茹でる
→同じ食材でも調理方法でエネルギー量が変わります。たとえば、豚もも肉100gを「茹でる」と、約48㎉カロリーダウンすることができます。それに対して、「蒸す」調理方法では、大幅なカロリーダウンは難しいと言われています。少し前に流行ったタジン鍋で例えてみますと、野菜を敷き詰めた上にお肉を乗せて蒸しますよね。一見ヘルシーに思うのですが、お肉の脂分が野菜に吸収されてしまうため、すべて摂取するとトータルカロリーはほとんど変わらないようなのです。いろいろな調理方法がありますので、からだにやさしい調理方法でおいしいお食事を作ってくださいね。
そして!!糖尿病クイズ、好評につき第2弾ができました(#^^#)
当院の診察室に掲示してますので、来院された際はぜひぜひクイズに挑戦してみてください(*^。^*)
ブログを見てくださっているみなさんにも、公開しますので、よろしければ挑戦してみてください。
この答えは、後日ブログでお知らせしますね。